地域別に見た私立中学に通っている子の割合
周りの子はみんな中学受験しているとなると、そんなにみんな私立中に通っているのかと不安になりますよね。実際に私立中に通っている子の割合はどのぐらいなのでしょうか?
地域別に調べてみました。
東京都では4人に1人
文部科学省が行っている学校基本調査に都道府県別、学年別の生徒数がありました。公立、私立、国立別に分かれているので、これをもとに計算した結果が下記になります。
公立中以外(私立、国立中)に通っている子の割合
都道府県 | 割合 | 男子 | 女子 |
---|---|---|---|
東京都 | 25.1% | 22.9% | 27.4% |
神奈川県 | 11.3% | 10.4% | 12.1% |
埼玉県 | 5.0% | 5.2% | 4.9% |
千葉県 | 6.3% | 6.0% | 6.5% |
愛知県 | 5.1% | 4.6% | 5.6% |
京都府 | 13.3% | 11.9% | 14.7% |
大阪府 | 9.7% | 9.4% | 10.1% |
福岡県 | 6.1% | 5.2% | 7.0% |
北海道 | 3.2% | 3.1% | 3.3% |
(出所:文部科学省「学校基本調査H28年度」から作成)
(公立中、私立中、国立中の生徒の割合を算出)
公立中以外(私立、国立中)に通っている生徒の割合は全国平均では8.0%。
男子7.5%、女子8.5%と女子のほうが高くなっています。
また、地域差がかなりありますよね。
東京都が高いのは近隣県から通っている子が多いことも影響していますが、それにしてもかなりの高さになっています。私立中が多く、選択肢が豊富なことも影響していると思われます。
上記の表には記載していませんが、ほかで高いのが高知県。
男子が19.0%、女子が21.4%で、全体では東京に次ぐ高さの20.2%です。
反対に最も低いのは山形県。
男子1.4%、女子1.5%と100人に1人程度です。
やはり、中学受験するかしないかは地域により状況がかなり異なります。
引っ越しする方など前の地域のあたり前が通用しないこともあるので気をつけてください。
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