通信教育で塾に頼らない人のために中学受験の基礎知識を解説

公立中の適性検査と私立中の入学試験の違い

少し前までは中学の選択肢としては、公立か私立(国立)かしかありませんでしたが、公立中高一貫校も選択肢になってきています。

 

公立でありながら私立並みの授業を受けられ、進学実績もいいことから、中学受験生のあいだも人気になっています。ただ、私立中との違いで戸惑うことも。

 

受験生にとって私立中と公立中高一貫校の一番の違いは入学試験です。そもそも、私立中が入学試験というのに対し、公立中は適性検査という名称になっています。

 

何が違うのでしょうか?

 

入学試験と適性検査の違い

公立中高一貫校では、私立の入学試験の代わりに適性検査が行われます。

 

このため、私立中が受験(入学試験を受ける)と表記するのに対し、公立中高一貫校は受検(適性検査を受ける)と表記します(厳密に区別されていない場合もありますが)。

 

表記だけでなく内容も違います。

 

私立の入学試験は試験問題が科目別(国語、算数、理科、社会)に分かれていますが、公立中高一貫校の適性検査は科目別にわかれていないのが一般的です。

 

これは試験の時間割を見るとよくわかります。

 

私立の場合「9:00〜9:45 国語」などと書いてあるのに対し、公立中高一貫校では「9:00〜9:45 適性検査(1)」と記載してあります。

 

適性検査の内容は…

で、適性検査の内容はというと、各科目の総合問題というのが一般的です。
図や表からデータを読み取るものや、算数のパズルに近いようなものもあります。

 

また、適性検査(1)、(2)といくつかに分かれている場合は、そのうちのひとつは「ほぼ国語」の読解問題というケースもあります。

 

すでに何年か経過しているため、学校により傾向もはっきりしています。

 

対策のしようがないと言われたのは適性検査が始まって数年のこと。
現在では、受検校にあわせた対策が出来るようになっています。

 

ただし、私立中の試験とは傾向が異なるので、偏差値だけでは測れないことも忘れてはなりません。偏差値的には余裕だったはずの学校で落ちてしまうということもあります。

 

反対に、偏差値的には届かないような学校でも、対策をしっかり立てれば合格の可能性が出てくるのが公立中高一貫校です。

 

公立中高一貫校の受検を考えている人は早めに過去問を解くことをオススメします。

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