中学受験向け夏期講習の掛け持ちがキケンな理由

中学受験向け夏期講習の掛け持ちがキケンな理由

中学受験生の中には複数の夏期講習を掛け持ちする人もいますよね。

 

確かに夏は天王山とも言われ、受験生にとって大事な時期です。
また、学校が長期休暇となるこの時期に大きな差がつくこともあります。

 

ただし、夏期講習の掛け持ちにはかなりのリスクがあります。

 

猛暑、ゲリラ豪雨など夏期講習に通うだけで体力を奪われる

夏期講習で大変なのは通学です。
意外と見落としがちですが、これが体力を奪うことになります。

 

猛暑やときにはゲリラ豪雨
中学受験生にとってはカラダに堪えるものです。

 

クーラーの効いた車で送り迎えが常に出来るなら、こうした心配はありませんが、電車通学などだと大変です。電車の中は冷房が効いていても、駅までの往復や、ホームで電車を待つ時間があります。

 

猛暑の中と冷房の効いた場所を行ったり来たりするのは、寒暖の差が大きく体調を崩す原因にもなりかねません。夏期講習一か所でも大変なのに、掛け持ちとなるとなおさらです。

 

受験生なんだからそんなことは言ってられない。
というのは理想論であり精神論です。

 

受験間際なら精神論で乗り切ることも必要ですが、夏のあいだからすべて精神論で乗り切ろうとしていては、受験前にガス欠になってしまいます。

 

夏期講習の掛け持ちよりも夏期講習+自学自習のほうが効果的

夏を境に一気に成績がワンランクもツーランクも上がるというのは中学受験生ではよくあることです。その要因には夏期講習も含まれます。

 

ただし、夏期講習がすべてではありません。
自学自習で成績を伸ばす受験生も少なくありません。

 

時間が自由になる夏休みは集中して何時間も勉強するということが可能なタイミングです。集中力が高まってきたときに何時間も勉強することができるのです。

 

夏期講習では授業時間が決められていますが、自宅での勉強なら制限はありません。集中したら何時間でも。これが成績を伸ばす勉強法でもあります。

 

夏期講習への通学による疲れがないのもメリット。
自学自習でも動画などを使えば、塾での授業と変わらないレベルの勉強ができます。

 

夏期講習の掛け持ちを考えているぐらいなら、動画などを活用した自宅での勉強法も検討してみてください。中学受験向けでは下記がオススメです。

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